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やめまくった私が伝える!大学生にやめることをおすすめする理由

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やめること=逃げ

バリバリの運動部に所属していた中高の学生時代、私は「やめる」ということに抵抗感がありました。

練習がそこそこきつかったので何人かやめていく人もいたわけなのですが、

わたしはやめない側だったので、やめる人を見ると「逃げ」ているようにとらえてしまっていたんです。

それに、就活に不安しかいだいてなかった私はいわゆる「学生時代に力を入れたこと」は絶対に継続性のあるエピソードでないとうまくいかないと思ってました。

どこかの本で読んだのですが、これは私に限ったことではなく日本自体がそういう価値観が根付いてしまっているからだそうです。

 

やめることに対してマイナスのイメージしかなかったのに、いま振り返ってみると私は3年間継続したものはないです。笑

最初から大学では色々なことを経験して、色々な人と会うことを目的としていたので一分足りとも時間を無駄にしたくなかったからです。

もちろんやめることが逃げだという考えと、今やりたくないことをやるほど時間はないという考え葛藤に悩まされたときもありました。

 

やめることを経験している人は人生と真っ向に向き合っている人 

今自分の大学生活を振り返ったり、周りの人の話を聞いたりして、やめることのとらえ方が変わりました。

やめることが単にやめるだけでなく、そのあとのステップがある場合は決して逃げではなく、

自分の人生と真っ向に向き合っている、そういうイメージになりました。

 

そして、そういう人の生き方ってすごくおもしろい。

私が今まで会った人の中でかっこいいなと思う尊敬している人はそういう選択をしている人です。

現在28歳でインフラ→人材→外資と転職している人、子育てをするためにサラリーマンをやめた人、理系学部の大学院を中退して税理士になっている人、大学でデザインの勉強してきたけど、人材会社に勤めていた人などなど。

 

そういう選択をしてきている人も、そういう話を聞くことも私は大好きです。

やめる=今までのレールから外れるという選択にその人の人生がものすごく端的に表れていると思います。

レールから外れてみる

私もアルバイトは1年毎に変えたし、サークルもやめたし、学生団体もすぐやめて、長期インターンも半年でやめると、常にやめる選択をしてきましたが、そこで自分の価値観が見えるようになりました。

歩み続けることは絶対にやめたくなかったので、次に何をしたいのか決めてからやめることにしてました。

 

ついでにいっておくと、やってきたことに継続性がなくても就活で何にも困らなかったし、それで落とされた経験もありません。

唯一気を付けていたのは、そのやめる決断をした理由を話せるようにしておいたくらいです。

 

その決断にたどりつく入口はまず常に自分にアンテナをはっておくこと。

それでなにか違和感を感じたり、これやりたいことではないかも、と思ったら立ち止まってみる。

何が違うのか、どうしたらそれが自分の今やりたいことになるかを考えてみる。

そこで実現できる方法はないかがんばってみる。

できなそうなら場所を変える。

違うと思ってやめる、だけだとただの「やめる」になってしまうので、そこで実現可能性がないかを模索するのはとても大切です。

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やめまくれるのは学生だけ

今となっては継続性を重視しすぎたり、レールから外れる勇気をだせずに学生生活を送っている人はもったいないなと思うこともあります。

 

やめまくれるのは本当に大学生のうちだけ。学生の身分だから許されることです。

社会に出るとやめることはできなくなります。

だから学生生活中に自分の続けられるものを見つけるためにも「やめる」ことは大切なんじゃないかなと思うのです。