中小企業からベンチャーに転職して7ヶ月。新卒でベンチャーに入るべき人の特徴
めっきり寒くなりましたね。
季節の変化を感じると、ああもう転職してひとり暮らしを始めて7か月経つんだなあと思います。今回は創業20年社員100名から創業5年社員50人の会社に転職して思うことを書こうと思います。
就活のときにまず企業を選ぶときに組織の大きさや創業年数はあまり配慮しない人が多いような気がしますが、まじで大切。
3つに分けてもそのなかで様々だと思うので、あくまでも一般的かつ私の意見として読んでいただければと思います!
ベンチャー企業に入って起きた私の変化
ついつい長く働いてしまう
一番大きな変化。で、「どう?」って聞かれるとこれが一番最初にでてきてしまうので、みんなに「ええええ!」と言われるのですが、前職に比べたら全然苦痛でないんです。
ついつい働いてしまう理由は周りの人がめちゃめちゃ働いているから。それだけみなさん仕事が好きだということ。。あと、今は私の力量不足で仕事が終わらないというのもあるし、結局何より働いていても苦痛ではないからついつい働いてしまうんですよね。
正直言ってお給料もいいわけではないですし、これだけ会社で働いているからほかのことに割く時間も多くはとれない。それでも働くのってここで働くのがそういうネックを凌駕するくらい楽しいからなんだと思います。
つまり、仕事とプライベートをぱきっと分けたい!という人にはおすすめしません。
社員さんたちは「仕事してます!」ていう感じではないんです。私が前の会社で感じていた、何かにしがみついている、という感じがない。
とはいえ、“働き方改革”が叫ばれている時代の流れとはある意味逆行しているところが難しいところ。
私はそれくらいの仕事に出会えた人の方が幸せだと思うんだけど、世の中の人は仕事に生きがいをもとめているというか、仕事以外のことを充実させるためのお金を稼ぐために働いている感じもする。
自分で育つのが前提の環境
新卒でスタートアップに入らなくてよかったと思っています。
スタートアップでは、自分ですくすく育つことが必要とされます。
比較してみると、新卒で入った会社は研修も半年に1回あったし、採用してくれた人事の人が気にかけてくれたり、上司も仕事の振り方や目標設定でなんとなく上に引っ張ってくれていたんだなあという感覚がありました。
が、今の会社はある意味先が見えません。職級やお給料が上がっていくイメージもないですね。。たまにつらくもなりますが、そんなことも言ってられないのでがんばるしかない。
だから、ある程度基礎的なことは学びたいという方は大企業か創業してそこそこ経つ中小企業がオススメ。スタートアップはふたつめとして考えておくのも全然アリだと思います。
あなたはどれにあてはまる?大企業と中小企業とベンチャーで悩んだら
プライベートと仕事にめりはりをつけたい!
これといってやりたいこともないし安定的に一社に務め続けたい
この文章にぴんときたアナタ!は間違いなく大企業タイプ。
男性であれば、結婚して奥さんには家で家事と育児にいそしんでほしいって人。
女性であれば、お母さんになりたーいみたいな人。
そうだ、付け加えると会社の知名度やブランドにモチベーションを感じる人。
裁量が大きい仕事がしたい!ある程度制度が整っている方がいいな
って人は中小企業がおすすめですね。
ベンチャーと中小企業の切り分けは難しいのですが、とりあえず創業年数でいうとイメージ的に10年以上になると中小企業カテゴリーに入ってくる気がします。
意外とやりたいことわからないしこのあとどうなるか全然わからないみたいな人は中小企業に入っておくといいかも。ある程度裁量が大きい仕事ができるので、経験積めるし、制度が整っていれば長時間労働にもなりにくい。(はず)
ただ大企業と違うのは企業自体はそんなに有名ではない可能性が高いので、そこはどうでもよいという人であればいいと思います。
最後に
あと、個人的に会社を選ぶ視点で大切だなあと思ったのはtoBかtoCかというところ。
以前の私は「世の中に大きく影響する仕事がしたい!いろんな業界見たいし、よしtoBだ!」と思いましたが、そうやって選ぶものではないです。結果的に私の場合、toB→toCに転職をしました。今toCでも扱うものが毎週異なるので全然飽きないです。それに暮らし関連のメディアなので、日常的に色々なものにアンテナをたてるようになりました。それが結構おもしろい。
長々と書きましたが結局中に入らないとわからないことばかりで。
なので多少思い込んでもある程度軸を決めて飛び込んでしまった方がいいと思います。
働きながら違うと思えば転職できるし。
大企業でも中小企業でもベンチャー・スタートアップどこに就職するかは各々ベストな答えは違います。それを取り違えると本当にきつくなるので、過去の経験を棚卸しつつ考えていただければなあと思います。