おすすめイベント!ハタモクで働く目的を考えてみよう
今日は昨日参加してきたハタモクというイベントの紹介をしたいと思います。
《ハタモク》では、「働く意味・目的を考え始める『きっかけ』は就職活動前にあることが必要」という社会的な課題に対して、「就活前の学生」と「第一線で活躍する社会人」が立場や年齢を超えて「何のために働くのか」を気軽に語り合う場を創ってきました。
引用:ホンキ系ハタモク初参加 | ユニークなケミカルカンパニー
このイベントでは社会人と学生が同じグループになります。
話すことのカテゴリーは大きく分けて二つ。
一つがジブンガタリと呼ばれる自分の挫折経験や人生の転機、小さいころの自分についてで、
もう一つがハタモクガタリとよばれる仕事の楽しさ、何のために働きたいかなどを話します。
同じ目線で考える、正直に語る、正解はないといったルールがあるので気楽に話せる点も特徴。
意外と普段こういう場ってないんですよね。
そして自分のことを言語化するってけっこう難しい。
ちなみに私が最初にハタモクに参加したのは大学2年の2月でした。
就活に不安と焦りしか感じておらず、なにか話してみたい、と思っていきました。
何を話したか明確に覚えていないのですが、そのとき留学に行く前だったこともあり「英語を使って働きたい」「海外で働きたい」と言ってました。
それで同じグループの社会人の方にそれでなにがしたいの?と言われた記憶があります。
そこで気づいたのですが、それはただの憧れであって、仕事で達成する必要はないということ。
そのときに改めて考え直せたり、そういう勘違いしやすい部分に気づけてよかったなと思います。
昨日ははたもく×ミートボウルということで、
ミートボウルを運営しているカケハシスカイソリューションズでの開催でした。
参加者は学生24人、社会人11人。4~5人ずつのグループにわかれて話しました。
特に印象に残っているのは後半のハタモクガタリ。
わたしはまだうっすら悩んでいた‘今’行きたい企業か、それとも‘将来’役に立つスキルの身につけられる企業にいくべきかという悩みを話してみると
‘10年後にWeb、ITが強いかなんてわからないし、そういうテクニカルな仕事って自動化されるかもしれない’
‘今の志望動機聞いてると、今行きたい企業の方が絶対にいいと思うよ’
などなど背中を押してもらう言葉をいただきました。
一番響いたのは‘頭で考えたことは後悔するから心に従った方がいいよ‘という言葉。
今までたくさんの選択をしてきた社会人の方の言葉だからとても説得力があるんですよね。
それに人の人生の話を聞くってけっこうおもしろいです。
そういう場にいる人だからか、まあ新卒で大企業はいってずっと働いてますなんて人はめったにいない。笑
アパレル店員からデザイナー事務所の社長さん、大企業から外資で働く傍らNPOに関わっている人、お坊さんを継ぐために修行経験のある人がいたり。
転職を経験している人や自分の人生と向き合う必要のあった人がほとんどなので、
一層そういった‘はたらく目的’への意識が強い人が多い気がします。
最後に同じグループだった社会人に’はたらく目的’を伺ったところ、
みなさん口をそろえて’自分の成長のため‘といっていました。
社会人になったらお金をかせぐしかない。だから、それでどうやって成長するか、つまり仕事は手段でしかない、と。
そのあと飲み会で聞いた、‘入口はどこでもいい’という言葉も社会人の視点からでないとわからないことだし、どこかふっと背中を押してくれた言葉でした。
個人的にキャリア系や就活系のイベントはたくさんあるけどこういうイベントが一番好きです。
就活生にはOBOG訪問とか自己分析とか面接とかGD云々の前にこういうイベントに参加してほしいなと勝手に思っています。
自然と自己分析ができるし、飾らない‘リアル’な社会人の話が聞けるので
素通りしがちな働くことの一番核となる考え方を身につけることができると思います。
ちなみに私が就活中に面接で話したこととハタモクを通してた話すことはほとんど同じでした。
だから整理できるし、長い目で見てもこういうことを就活中に考えているか考えていないかってとても大きいんじゃないかなと思います。
興味のある方はぜひ!
就活生にかぎらずだれでも参加できるので、少しでももやもやがある人は参加してみてください!